Nekotamibnneko

2017年7月23日日曜日

夏休みの読書感想におススメの本……かも。(^ェ^);



『ネコタミ』の第三章は、アメリカインディアンの要素も含めているのですが、
それ以降はまた別の世界観を描く事になるので、
三章を最後に加筆訂正する前に、改めてアメリカインディアン、
とくに『ホピ』の文化や伝承について再度学んでからチェックしたいなと思い。



上記の写真の本とあと二冊ほど、ブックオフしました。

ごめんなさい、良著の作者の皆様、私がいつか
中古製品で勉強させていただいた作品を新品で買い直せるよう、
小説家として成功できるように祈ってください(TェT)。+.。゚:;。+ 

でも今回注文させていただいた本、ほとんどすべて新品同様で、
すごく綺麗でありがたかったです!

ありがとう、ブックオフで選んでくれた店員さん、
綺麗な状態で売ってくださった元の本の持ち主さん!!(*´ω`*)♥


というわけで、届いたのが今月の12日で、『図説 エジプトの死者の書』と、
『一万年の旅路』の二冊を残して読み終わりましたよ。(๑•ω•́ฅ✧


『死者の書』の方は、まだ先で良いので、最後に。

そして今 、『一万年の旅路』を読みつつ。




どれくらい進んだかというと、やっと今↓三分の一くらい。(^ェ^);


最後の方に脚注のまとめが↑あるので、
私の場合はそちらを先に読みました。
なので後ろの方にも付箋があります。(^ェ^);




そしてこの『一万年の旅路』が、もう、感動しない箇所がない。


イロコイ族というネイティブアメリカンの一族が、
アフリカ大陸からベーリング海峡を歩いて(この時代はほぼ地続き)、
何世代もかかって北米大陸の端まで移動した歴史が学べます。



だって猿のように樹上生活してた頃の記憶すら、
ずっと歌で語り継がれてる奇跡って。


『橋』とか『船』って概念すら持っていなかった一族が、
地球の端から端までって言っていいような距離を、
子供から老人まで、一族みんなで助け合いながら移動したんですよ。

もしこの一族の誰かが、子供や老人などの弱い者を見捨てるとか、
自分だけが生き残って得をしようと思っていたら、
絶対滅びてただろうなって解るんですよ、この『学び』を読むと。(TェT)


そして今読んでいるところまでは、部族同士や近い部族で
殺し合うような、戦争の歴史は描かれてないんですよね……。

この先読み進めていったら出てくるのかなぁ……。 


そういう意味で、人類はどこで間違えたんだろう、っていう疑問の、
一つの答えやヒントも得られるかもしれないなと思って読んでいます。

私たち日本人も彼らと同じモンゴロイドなので、こういう作品に触れると、
人種差別なんてバカバカしくなるんじゃないかという期待も込めて、おススメします。


だってこの地球上で、今こうして個々に生きている存在になるまで、
どれだけの種族と交わって、どれだけの距離を移動してきたんだろうって考えると、
最初からその『国』にいた『○○(国)人』なんて一人も存在しないと思いませんか?


そして人間以外の生き物、動物も植物も、みんな兄弟姉妹だった時代の
考え方とか感じ方がすごく共感できて切なくなります。(TェT) 

私も虫や動物も自然に『ひと』って呼ぶもの。 

人間以外の存在にも敬意と感謝を込めて生きていたこの時代の方が、
現代よりもよっぽど理知的で、文化的だったと感じます。




↑こちらは書籍版。

文章自体に難しいとか読みにくいという事はないのですが、
軽く中学生用の辞書くらいある本なので、本を読みなれていない方は、
手に取った時点で「ちょっと無理かも」と感じるかもですが……。(^ェ^);


本好きの方には、この夏休みを利用してでも、ぜひ読んでもらいたい一冊です!



↑こちらは電子書籍版です。

実際の本だと、気軽に持って歩ける大きさと厚さではないので、
電子書籍で読める方には、こちらの方がいいかもですね。
 
書籍版の表紙の色のイメージも赤に近い薄茶色なので、
上記の白っぽい本の写真のイメージよりもこっちに近い感じ。




もしもっと短期間で、わかりやすく
アメリカインディアンの教えを感じたい方にはこちらをおススメ。



言い伝えや教えの箇所は字が大きく、大事な事がまとめられています。

こちらの本も凄く良い本なので、読んでよかったです!! (TェT)。+.。゚:;。+


インディアンの文化にも、『道化師』という存在がいて、
メディスンマンと同じくらい大事な存在だったとか。

『聖なる道化師』ってカッコイイですね(*´ω`*)♥


それは知らなかった知識なので、スズを道化師にして本当に良かったw
というような個人的に嬉しい偶然や、今後描きたいと思っていた要素が
間違っていなかったという発見がたくさんあったので、
これからも大事に読み直していきたい一冊です。




↑タイプです。(笑)

いや、私、「好きになった人がタイプ」だと思ってたんで、
あんまり外見でタイプって一定じゃないと思ってたんですが、
こういう人好きです。(笑)

これこそ、『眼が綺麗な人』ですよね!!Σd(ゝω・o)♥。+.。゚:;。+


動物や自然を愛する思いが、インディアンの思想に近い人に出逢いたい……。


あ、本としてももちろん良いですよ(笑)。




以下、お子様へのおススメ本ではないですが、読んだ本の感想など。






さて写真に載っていない本のうち一冊はホラーで涼しくなりたいなと思って、
ずっと気になっていたスティーブン・キングの『キャリー』を(笑)。

そして読んでみて、あんな有名な作品の映画化なのに(リメイク含め)、
なぜか地上波のテレビで放送されないのかが分かった気がします。


最初のシャワールームのシーン、映像化できないような。(-ェ-);



でも思っていたよりは怖い作品ではなかったです。(^ェ^);

映画のCM等、いじめられっ子の復讐劇の惨劇というよりは、
母親の宗教的観念の犠牲者という悲しみのイメージのほうが強い印象。


そしてずっとキャリーって『パイロキネシス(発火能力)』の持ち主だと
思っていたけれど、テレキネシス(念動力、サイコキネシス)の人なんですね。

まあとにかく、原作を読めてスッキリしました!

そして『あとがき』で、この作品がスティーブン・キングの長編処女作であり、 
最初はゴミ箱に捨てていた物を奥さんが拾い上げて励ましてくれたという事を知り、
なんとなく自分もまだ頑張ろうという気持ちになったり。(TェT)



今回読んだ中の一冊の『こころのチキンスープ※』にもありましたが、
歴史上に偉大な功績を残した人も、何度も失敗を重ねたり、
最初はまったく評価されなかったりしたという事実もありますもんね!


(※スピリチュアル本を読んでいるとこの書籍と作者名が良く出てくるので、
ずっと気になっていたため、今回購入してみました。
こちらはお子さんにおススメしても大丈夫です!(^ェ^))



そんなわけで、たぶんあと数日をかけて、
『一万年の旅路』を読み終わそうと思います!

それではまた!!(๑•ω•́ฅ✧






 

Nekotamibnneko