ホピの予言に、九つの前兆の後に第四の世界(今のこの世界)が
大粛清で破滅して、第五の世界を迎えるというのがあるのですが。
その九つの前兆の九つ目が、
「天に住居ができ、それが青い星のように地球に衝突して、まもなく大粛清が始まる」
というものなんです。
(※予言の言い回しは本などによって多少の違いはありますが、
『天空の居住施設が落下し、青い星が現れる』というような内容は同じ。
上記の太字の文は、
『アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉』
より。(๑•ω•́ฅ✧))
で、先日のニュースで
というのを知り。
『天宮』。
まさに『天の住居』。
……時期的に、やっぱりこれの事? と。(-ェ-);
一から八番目の前兆の的中の内容などは、
詳しく書くと長くなるので、本やネット検索などでどうぞ。(^ェ^);
【悲報】アメリカ先住民「ホピ族の予言」(的中率100%)が近日中の世界滅亡を断言! 地球に落下する“天国の居住施設”とは!?
信じるか信じないかは、あなた次第です!(๑•ω•́ฅ✧。+.。゚:;。+ちなみになぜ人類の文明が三回も滅びて、今回の四回目も滅びそうなのかというと。
人間たちが、この地球を母なる星、一つの生命体でもあることを忘れて、
与えられている自然という恩恵に感謝することもなく、
動植物などあらゆる生命たちとの調和を無視し、共存することもなく
奪って破壊するばかりで、物質主義に偏った、残酷で欲深い生き方をしてるから。
一言でいえば『トランプ的』な人間が増えすぎているって事ですね。(-ェ-);
「環境問題? 人権侵害? 人種差別? そんなの存在しない。
人生自分が生きてるうちにどれだけ金儲けできるかだろウェーイ!! 」
みたいな人たち。
小学校の時にあらゆる生命が支え合っているから命が繋がる食物連鎖とか、
植物が二酸化炭素を吸収して、酸素を出してくれているって習いましたよね?
って誰かあの大統領に言ってあげて下さい。
最近の問題を起こしている国の指導者なんて、
みんな似たり寄ったりですけど。(TェT)
人間性が最低でも、大金持ちにも、国の指導者にもなれる。
だとしたらそもそもそこに価値はない。
だって世界中から嫌われて軽蔑されてるのに、彼らはこれ以上何が望みなの?
無理やり面積と名前だけ拡げたって、そこに住んでる人がみんな
その国のトップの人を恨んでたら、どんどん不幸が広がるだけなのに。
面積が小さくて、人口が少なくても、そこに住む全員が
安全に守られて幸せな方が、よっぽど価値がある国なのに。
本当に第三次世界大戦がはじまって、核で世界が荒廃した日には、
『お金』もただの紙切れになって、『金』も食べられないことに気が付くんだろうけど。
そんな風になる前に、少しずつでも世界全体が平和になるように、
お金そのものよりも、自然と調和しながら豊かな食物を育てられるように
生き方と人間そのもののあり方を変えていかなきゃならないのが、
まさに今、この時期だと言えるんではないかと思います。
だから今回の選挙は本当に重要だと思うんです。
日本人の大多数の人が、どの道を選ぶのかが決まるから。(TェT)
もう本当に、日本の未来、原発だけでも停止してもらえますように。
そして、先日どうしても欲しくなって、購入して読み終わった本。
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『ホピ・精霊たちの台地 アメリカ・インディアンからのメッセージ』
の中で、ペンギンブックスの『ホピの書』が紹介されていて、
きっと絶版なんだろうなと諦めながらも検索してみたら、なんとか中古でならまだ手に入る!!
と、急遽購入させていただいた次第です。(^ェ^);
予言と一言で言っても、種族間の中ですらいろいろあるのですが。
世界の終末にも二種類ありまして。
あらゆる自然災害(地震・洪水・火山の噴火・台風など)が増えて、
滅亡するパターン。
(↑これ今年もすでに数えきれないほど起こってますよね。
『季節の区切りがなくなる』とかまさに最近です。夏と冬が同居してる。(-ェ-);)
で、もう一つ、第三次世界大戦が勃発して、
『アメリカ合衆国が核爆弾と放射能で滅びる』予言もあるんですよね。
一昔前なら、ロシアとだっただろうけれど、今は北朝鮮と中国の事があるから、
それほど想像できない未来でもなくなってるのが怖い。(-ェ-);
どちらにしろ、ホピや先住民のように、地球やあらゆる生命を大事に、
自然の中で共存共栄して生きる道を知っている人は生き延びて、
第五の世界で生き続ける、っていうのが予言の最後なんですけどね。
今ならまだ核戦争という、最悪の結果は免れるかもしれないので、
自分も欲もある普通の人間ながら、お知らせさせていただきました。(^ェ^);
だって本当に予言が実現することになったら、
これが最後の選択の瞬間かもしれないから。
嘘みたいな事でも、起きてからでは遅いですからね。(TェT)
ぶっちゃけ、人間が人間の責任で滅びるのはもうしょうがないとも思うんですが、
個人的にはその巻き添えで死んだり苦しまなきゃならない他の動植物が可哀想なので、
いつか滅びるにしろ、出来るだけ何も傷つけない平和な滅び方を選びたいのです。
一番上の写真とこれは先日の空。
レッドドラゴンが月を飲み込む、みたいな雲。
そして久しぶりに、鷹(?)たちが集団で空を舞ってくれました。
彼らが舞ってくれなかったら、インディアンの要素のない
『風の狩場』編になっていたのかもと、感謝しつつ。
以下、
【第三章:風の狩場とカルマの谷 二】
となります。
先日、無料公開分の【八】までようやく掲載し終わりました!(TェT)
で、一昨日は一日また頭痛でちょっと停止。
昨日と今日はこの日記で終わってしまいました。(-ェ-);
【八】まで一気に読みたい方は、↓からどうぞ!
【第三章:風の狩場とカルマの谷】
【第三章:風の狩場とカルマの谷 二】
広大な白い岩の峡谷に囲まれた大森林がそこにはあった。
見渡す限り拡がる渓谷の山々は、白からクリーム色、そして茶色と、異なった色彩の層がいくつも重なりあった巨岩でできていた。
(まるで自分が、プールいっぱいのバニラチョコアイスの中に放り込まれたアリになったみたいだ)とスズは思う。
時折、イチゴクリームが挟まれたような、ピンクから赤色の層も見える。
スズはほんの少し、地球のアイスクリームが恋しくなった。
ネコタミのデザートは乳製品を基本とした、素朴でコクのある良質の物ではあるのだが、地球で食べていたようなチョコレートや砂糖のように強い甘みは感じられないものがほとんどだったからだ。
その一方で、野菜や果物、穀物など、食物その物の栄養価と糖度は高く、そのままでも美味な物が多いため、特に甘党でもないスズにとっては、今のところ大きな問題ではなかったが。
そんな巨大なバニラチョコアイスのような岩山は、膨大な量のブロッコリーを抱えている。
高低差によってその種類は別れてはいるが、様々な気候帯の様々な植物でできた、太古から続く深い原生林の森だ。
それがブロッコリー程度の大きさに見える事から、自分たちがいる場所がかなり高い場所なのだと解る。
その渓谷と大森林を隔てるように、いくつかの大きな川が流れていた。
水はエメラルドのような淡い緑色で、場所によって澄んだり濁ったりしている。
森の中から川を渡るように鳥たちが飛び立った。
「ここが『風の狩場』だよ」
ギンコが両手をいっぱいに広げながら言う。
「風と水が大地を溶かして、この星が、数えきれない程の永い時をかけて作り出した場所」
彼に導かれ、スズはハチワレ・ブラック号の屋上のさらに上、シルクハット部分の展望台のような場所に昇っていた。
停車した場所は、この渓谷でも最も高いと言える丘の上だった。
その丘の遥か下にも大きな川が流れている。
渓流から吹き付ける強い風が、ギンコの長い髪を躍らせていた。
「それでこの渓谷全体が『カルマの谷』。
こっちで獲った獲物はだいたいみんな、ここから川に流して船で運ぶんだよ」
川の下流、進んで来た道の方を見れば、程良い車間距離を置いて何台もの自動車が同じように丘の上を目指して走ってきている。
タオたちの町、『龍の吐息』のある町とその周辺から、多くのネコたちがこの狩場の『岩イノシシ狩り』のために集まって来ているのだ。
「こうやって上から見ると、道の色がはっきり判りますね……!」
止むことのない風に負けないよう、少し大きめの声でスズが言う。
この渓谷、そして丘の色もそうなのだが、道は白く輝いていた。
これはこの『風の国』の石、巽《そん》石の色なのだ。
その白いラインは、スズたちのいる丘から遠く、町や村を繋いでいる。
そして丘の下、遥か遠くまで拡がる緑の森を分断するように、西と北北東にも伸びていた。
北上方の森は僅かに紅葉しているようだ。
「この道はね、石道《せきどう》っていうの。
元々は石を切り出して出来た、っていう話なんだけど。
どの国にもこういう道路があってね、だいたいそれぞれの国の石の色をしてるんだよ」
ギンコがスズの隣で指をさして言う。
「それからね、あっちに見える山の向こう。
あれは龍人《リュート》や龍神族の住む場所だから、入っちゃダメだよ」
北北東に向う道の北西方面には白い山脈が連なっており、心なしかその山頂は薄紫色の霧で覆われているかのようにも見える。
「もっとも、『魔境』には入ろうと思っても入れないとは思うけど。
……危険な魔獣もいっぱいいるからね。
まあ入ったとしても高確率ですぐに食べられると思う」
怖いことをさらりと言った。
「……ええと。
その危険な魔獣っていうのは、こっちの方まで飛んで来たりはしないんですか?」
スズが階下の屋上庭園の方を気にしながら言う。
噴水付近では魔獣使いのマルコとフーカに見守られながら、羽狼の魔獣キアスと、ヤタガラスのダンテが派手にじゃれ合って、というか罵り合っている。
「魔獣と言うのは、魔力の多い場所でないと長く生きられませんからね」
これには運転席から展望台まで昇ってきたブラッドが答えた。
今日はトレードマークのシルクハットは被っておらず、襟部分にカラフルな刺繍のある、黒を基調とした着物のような服を着ている。
「ちょうどあの山脈の向こう側が魔力の強い地域になっているんですが……。
そうですね、例えるなら魔力は塩分。
淡水と海水の違いのような物と考えていただけると解りやすいと思います。
海で生きる魚が淡水では生きられないように、魔力の少ない場所では弱ってしまうのが魔獣なんです。
キアスやダンテのように特殊な方法で摂取していない場合は、わざわざこちら側に来ることはまずないでしょうね」
「じゃあ逆に、オレたちが魔力の強い場所に行った場合はどうなるんですか?」
スズが尋ねた。
「私やマルコの様に、生まれつき体から発する魔力が強いタイプは別だと思いますが、基本的には淡水魚が海水で暮らせないのと同じように、長く生きることは出来ないはずです」
ブラッドが少し困ったように笑った。
「ブラッドたちは鮭みたいなものだよね。たぶんどっちの世界でも生きられる」
ギンコが茶化した。
「体質的には問題なくても、生き抜ける自信はないですね。
何せあちらは龍族の世界ですし、こちらよりずっと過酷な環境ですから」
遠く山脈の向こうを眺めてブラッドが言う。
それでも言葉とは裏腹に、どこか挑戦的な表情だ。
「ブラッドさんたちはどうしてそういう体質なんですか?
……そもそも魔力って何ですか?」
地球でもゲームや漫画などで良く出てくる言葉なので、何となく知っているような気でいたが、『魔』とは何だろう。
「魔力はある程度は誰にでもあるものなのですが……。
一言で言うと自然の法則を『歪める力』、『退ける力』と言った所ですね。
天の力、自然の力と原初から共にありながらそれとは別の物。
『魔』とは自然の物質と同じくどこにでも存在しながら、目には見えない物。
天の自然法則の力を意志の力によって変化させることのできる物、でしょうか。
ダークマター、ダークエネルギーとも言いますね」
そう言いながら、ブラッドは北西方面を手で指し示す。
「そして我々のように魔力の強い者は、魔境に近い場所で生まれ育っている事が多いようです。
『汽水域』、海水と淡水が海と河口で混じりあう場所のような所ですね」
魔境を抱える山脈と緑の森林の間、こちらの高台より少し下方になる場所の丘には、木の柵で囲まれた、いくつかの小さな集落を見ることができた。
「ここが、私の生まれ育った場所です」
ブラッドは谷からの風を受け、誇り高い笑顔で微笑んだ。
【第三章『風の狩場とカルマの谷』二 了】
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